厚生労働省推薦 発達障害専門プログラム
上手な生き方には、上手なやり方がある。
発達障害だから、コミュニケーションが上手くいかない…
発達障害だから、仕事を上手にこなすことができない…
発達障害だから、感情を上手くコントロールできない…
発達障害の方の中には、このような生きづらさを感じている方が多くいます。沢山の失敗経験を積む中で、上手に生きていく自信を失ってしまう方もいます。でも、「発達障害だから」で上手な生き方をあきらめるのは早いかもしれません。発達障害と付き合いながら上手に生きるためのちょっとしたコツが存在するためです。
発達障害専門プログラムでは、発達障害により直面する問題を上手く乗り越えていくやり方を、同じような悩みを抱える仲間やスタッフといっしょに楽しく学んでいくことができます。
プログラムの概要
発達障害プログラムとは
厚生労働省が推薦する発達障害の方向けの専門プログラムです。障害特性に配慮されたプログラムであり、「お互いの悩みを共有する」「新しいスキルを習得する」「自己管理を深める」ことを目的にしています。
プログラムを通じて、同じ悩みを持つ仲間と出会い、コミュニケーションの練習や話し合いを行い、自分についての理解を深めることで、最終的には「より自分自身にあった処世術を身につけること」を目指します。
こんなお悩みがある方におすすめ
同じ悩みを持つ仲間と出会えない
怒りや不安をコントロールできない
頼んだり断ったりするのが苦手
発達障害に対する知識が足りない
会話のコツがつかめない
相手の気持ちが分からない
自分に役立つ施設や制度が分からない
ストレスへの対処ができない
こんなお悩みを仲間やスタッフといっしょに楽しく解決できます!
プログラムの流れ
基本的に以下の流れで進めていきます。
※90分程度のプログラムで、適度に休憩を挟みます。
- ① 始まりの会
- 本日の調子を伺い、プログラムの説明を行います。
- ② ウォーミングアップ
- 簡単なゲームを通じて、緊張をほぐします。
- ③ プログラム
- 各回に決められたテーマに沿ったプログラムを行います。
- ④ アフターブレイク
- チームUPの為のボードゲームやコミュニケーションをとります。
- ⑤ 帰りの会
- 本日のプログラムの感想を伺います。
プログラムの内容
プログラムは以下の20回で構成されています。※変更する場合がございます。
発達障害プログラム(全20回)
- 第1回 自己紹介
- 第2回 コミュニケーションとは?
- 第3回 あいさつ/会話を始める
- 第4回 障害理解/発達障害とは?
- 第5回 会話を続ける
- 第6回 会話を終える
- 第7回 ピアサポート①
- 第8回 表情訓練/状況を読む
- 第9回 感情のコントロール①(不安)
- 第10回 感情のコントロール②(怒り)
- 第11回 上手に頼む/上手に断る
- 第12回 社会資源①
- 第13回 相手への気遣い
- 第14回 アサーション(非難や苦情への対応)
- 第15回 ストレスについて
- 第16回 ピアサポート②
- 第17回 自分の事を伝える①
- 第18回 自分の事を伝える②
- 第19回 感謝する/ほめる
- 第20回 振り返り/卒業式
募集要項
対象者 | 発達障害および発達障害疑いで、当院または他院に外来通院中の方/主治医の承諾のある方 |
---|---|
開催期間 | 2021年6月の第1週より5ヶ月程度 |
開催日時 | 毎週土曜日 13:00 ~ 14:30 |
開催場所 | 上島医院デイナイトケアセンター(大阪府大阪狭山市西山台1丁目24-20) |
募集人数 | 5名(土曜日一方にご参加頂けます) |
※ 新型コロナウイルス感染症の影響で開催日時や内容等を変更する場合は、なるべく早めにお伝えします。また、病状によってこちらの判断で参加をお断りすることがありますのでご了承ください。
※ なるべく全ての回への参加が望ましいですが、事前連絡によりお休み頂けますのでご安心ください。
お申し込み費用
お申し込み
当院に通院中の方は、まず主治医までお問い合わせください。他院通院中の方は、主治医の紹介状が必要です。主治医の承諾が得られた方は、下記お問合せ先までご連絡ください。
※申込みに際し、参加申し込み用紙兼参加同意書の記入とプログラム参加に際しての面談をお願いします。
費用
デイケアは外来診療の一部です。各種健康保険や自立支援医療制度(1割負担/上限額有)を利用できます。
他院に通院中の方でも、デイケア利用の追加交付を受けることで自立支援医療制度を利用ができます。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
お問い合わせ
072-365-8118(上島医院デイナイトケアセンター)
※受付時間:木曜日/日曜日以外の9:30~20:00 担当者:増田