南大阪睡眠医療センター|施設案内
当センターは平成17年7月1日の開設以来、睡眠時無呼吸症候群・ナルコレプシー・むずむず足症候群など睡眠関連疾患の診断・治療を目的として、終夜監視下での睡眠ポリグラフ検査を実施してまいりました。
当初は週1回のみの検査を実施しておりましたが、徐々に南大阪在住の患者様・地域かかりつけ医の先生方からのご信頼を得ることができ、検査実施件数が増加してまいりました。平成18年以降は専任の検査技師を迎え週3回の検査体制を敷くことが可能となり、開設8年を迎える平成25年5月には1,500件を超えることができました(グラフ参照)。これも地域の皆様方のご指導とご協力の賜と深く感謝いたしております。
今後とも睡眠関連疾患の診療技術の一層の充実を図るべく精進を続ける所存です。
変わらぬご指導・ご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
平成25年10月31日
医療法人上島医院附属・南大阪睡眠医療センター
院長 渥美 正彦
日本睡眠学会睡眠医療認定医、RPSGT(米国認定睡眠技師)
終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査の内訳
タイトレーション
CPAP療法の適正な処方を決定するための検査です。
スプリットナイト
睡眠時無呼吸症候群の診断とCPAP療法の適正圧決定を同じ日に行うものです。CPAP治療中に再評価が必要となった場合に行うのが一般的で、すべての方にこの方法をとることは適切ではありません。
OA・UPPP効果判定
マウスピースや耳鼻科手術の効果を判定するための検査です。
MSLT
ナルコレプシーの診断のための『昼寝の検査』です。