呼吸のしくみ

呼吸のしくみ(少し専門的です)

人が呼吸をする時には、さまざまな仕組みが同時に働いています。

まず、脳からの「呼吸をしなさい」という命令があり、肺を動かす「横隔膜」という肺の底にある筋肉の膜に神経を通して脳からの命令が伝えられます。肺は横隔膜に引っ張られて伸び縮みし、口や鼻からのどを通って酸素を含んだ空気を取り入れようとします。

大まかに言えば、
①脳からの指令
②指令を横隔膜に伝える神経
③肺の動き
④口・鼻からのど・気管を通しての空気の出入り
という4つの要素がすべてうまく働くことで、初めて呼吸がスムーズに行えるわけです。

目がさめている場合でも、このいずれかの要素が欠ければ、呼吸は止まってしまいます。

①の障害は、例えば重い脳の病気で呼吸中枢が機能しなくなった場合に起こります。
②の障害は、胸腹部の手術の後で横隔膜を動かす神経が傷つけられた場合などに起こります。
③は、肺の疾患すべてによって障害されます。
④は、それぞれの場所が何らかの原因でふさがれてしまえば機能しなくなります。

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